ヨガは論理的?感情的?


「人に簡潔に物を伝える必要がある時に不必要な情報まで話してしまい、話がこじれてしまう。それを上司Bさんに指摘された。」という方(Aさん)と話をしました。私もその方に同じ指摘をする事が有ります。(親しい関係なので自分の事は棚に上げて…わらう)私からも同じ指摘をされるというのをAさんは上司のBさんに話したそうです。Bさんは興味を持って、Aさんに私のことをどんな人物か聞いたそうです。そこでヨガのインストラクターだと答えると「ヨガの先生がそんな理屈っぽい事を言うの??という意外そうな反応が帰ってきたそうです。

 

この話を私が聞いた時、何故Bさんが意外そうな反応をしたかはすぐに理解できました。それは「ヨガをやっている人は精神主義」というイメージがあるからだと思います。このイメージは事実と一致するかというと半々だと思います。ヨガを続けていても物質的な生活をしている人を私は沢山知っていますし、私自身、物欲が有ります(ヨガをすることで減りはしましたが)。話の中で、「ガッ」とか「ピシッ」とか擬音語や擬態語もそこそこ使います(笑)。ただ、ヨガでは物質よりも精神を重視するというのは正しいです。ただ、いきなり断捨離をするのではなく、必要なものも不要なものも含めて先ず、自分が「持っているもの(関わっている事・人)」を全て認識して、「その関係の中の自分」を見つけ出します。言い換えると自分を客観視するという事です。離れたところから見るイメージですね。

 

例えば、ヨガの「ダウンドッグ」のポーズがとても気持ち良いと感じた時に、感じているのは心です。ここで「気持ち良いですね~。じゃあもっと続けましょう~。」で終わってしまうなら、「ヨガをしている人ってフワフワしているよね」と言われても不思議では有りません。本来ヨガはこの、心で感じた事から更に、「体のどこがどうなっているから心が気持ち良いのか?」を探します。胸の筋肉が伸びるから…だったり、足に力が入るから…だったりです。筋肉の伸びや足の力みは「思い」では有りませんよね?こうやって事実を頭の中に箇条書きしていく作業をします。これは気持ちが良い事だけでなく、不快な物事の捉え方にも当てはめる事が出来ます。「何故、不快なのか?」を冷静に考える事で大したストレスでは無いと気づきを得たりします。

 

さて、最初の話に戻りますが、ヨガをしている人=感性のままに生きている人とは限らないという事をお伝え出来たでしょうか?

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引用元ヨガは論理的?感情的?



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