ヨガ教室でも美容室でもレストランでも、行きつけになるかどうか、というのはそこに居る人物にかかっているとつくづく感じる今日この頃です。サービスの良さは勿論大切ですが、その良いサービスとは人が作っているものだと思いますので。最近は便利で人と会わなくてもサービスを受け取る事は出来ますし、心が深く繋がっている人とは離れていても通じる事が出来るという考えも理解出来ますが。とにかく目の前にその人が見えなくても、逆に見えているモノやサービスの向こう側には必ず、それを目の前に用意した人物が居ますよね。
これまでご来店下さった方々がどれくらい、私(奈良井)について気にされていたかは人それぞれだと思いますが、お電話を頂いたり問い合わせメールを頂いたりして、ついにはお店に足を運んで下さった事へ感謝しております。今迷っていらっしゃる方も私の事が少しでも分かると何かの参考になるかと思いますので、どうでも良さそうな事も含めて(笑)改めて自己紹介をしたいと思います。
【名前】奈良井 綾子
【年齢】37歳(1980年生まれ)
【出身地】岐阜県郡上市(子どもの頃は郡上市は郡上”郡”でした。私の旧姓は「おさない」ですが、この地方の名前では有りません。東北におさないさんは多い様ですが、私が人生の中で会った、親戚以外のおさないさんは3人しかいません。因みに今の姓の「ならい」も少ない苗字で主人以外のならいさんにはまだお会いした事が有りません。)
【幼少期~10代】三姉妹の真ん中っ子です。姉が持っている物は基本、私も欲しいという分かりやすい我がまま(笑)な子どもだった気がします。姉が進学するタイミングで揃える学習道具等も何故自分には貰えないのかと思ったものです。その割には、子ども会等で貰えるお菓子等は姉妹みんな同じだけ貰えるのに、真っ先に食べつくして、反対に、後々まで残して大事に食べる姉の分まで欲しがったりしていました((ノェ`*)っ))タシタシ何度かブログ等でお話していますが、運動は苦手でした。出来たら楽しそうという憧れは常に持っているけど下手というタイプでした。縄跳びや竹馬を一生懸命練習した記憶は有ります。冬休みや夏休み等の計画表で決めた事には頑張って向き合っていたので、その様にして運動すると決めたら割ときちんとやっていましたね。親しい友人や家族の中では騒がしいのに大勢の中では萎縮してしまうタイプでした。
【10~20代】高校卒業後、専門学校で演劇を学びました。今思い返すと演劇に対して熱い想いがあったというよりは、つまらない自分の殻を脱ぎたいという理由で目指した世界でした。それでも周りの熱心な仲間に遅れを取るまいと、「夢を実現するために努力している人」のつもりになって自分を胡麻化していました。キラキラ輝いている仲間と一緒にレッスンに励みたいのに、一方では「そんなんじゃ生きていけない」、「子どもじみている」と言われればそういう人にも見捨てられまいとバイトや遊びに夢中になっていました。八方美人だったんですね(*ノДノ)
【20代~30代】専門学校卒業後、研究生を経て劇団に所属。この頃も本当の自分の声に従えず、行動を起こせない事を周りの反対のせいにしていました。最近は良く聞く、「嫌われる勇気」を持っていたらまた違ったかもしれません。今は八方美人を止められたので尊い過去となりましたが。どんなに嫌われまいとしても限界は訪れます。演劇の世界から離れる決意をし、いくつかバイトを転々とした後、ヨガと出会いました。「他人と自分を比べないで」・「日々の自分に感謝しましょう」等など、ヨガ教室で言われた言葉で癒され心も体も頭も解れていきました。それまで、「練習を積んで自信がついてからオーディション」の考えだったのが「インストラクターになる為に先ず面接」に変わっていきました。初めて挑戦したインストラクター試験は不合格と分かった時に悔しくて泣きました。この時に本当に目指したい分野だったんだと再確認しました。その後、別のスタジオでインストラクターとして採用して頂き、晴れてインストラクターデビューしました。デビューから2年位は本当に毎日が幸せに満ちていました。生まれ変わった気持ちでした。自信もついて色々な新しい事に挑戦し、人の頼みにもどんどん応えたいと思っていました。それで徳を積めると思っていたのですが、深層心理はここでも「良い人と思われたい」だったんだと思います。ある年に「正社員で働かないと…」という周囲の声にまた心折れて別の業界に転職しました。ここまでで強い劣等感を克服して大きな自信をつけていましたが、ギャップが激しすぎたのか、「新しい世界でだって上手く行く!!」という意気込みとは裏腹に厳しい上司に毎日否定され、ギャンブルに夢中になり、失恋も重なって心療内科を受診。とボロボロになっていきました。しばらくは周囲の説得で心揺らぎ、また「必要とされる自分」に酔い、結局頑張れず、退職の意思を職場で伝えてから3か月後に漸く意を決して退職しました。その後はとにかくこれまでの事は忘れて続けられる仕事をしないと…と量販店の販売員になりました。ギャンブルで借金もしていたのでとにかく時間が有れば働こうと決意していました。暇を作ってしまうとまたギャンブルに気持ちが傾いてしまうのです(勿論、今は克服しています)。ヨガを知っていながらこんな失敗をしてしまうとは…と思いますが、同時にヨガを知っていたから、自分の中の誠実な部分をまた引っぱり出せたと思います。量販店の仕事はとても楽しくやりがいも有りましたが、「またヨガをやれば?」と言ってくれた主人のお陰でまたインストラクターに復帰したのが今から8年程前です。その後「いつまでもヨガだけじゃ食べていけないでしょ!」とも言われたりして「はぁ??」(笑)となったことも有りましたが、もう心揺るがず、ここに居ます。
こんな私ですが、どうぞ宜しくお願い致します_(._.)_
引用元インストラクター奈良井のこと(所沢小手指のヨガ教室「こてさし ヨガの家」)
ポーズだけでなく、ヨガの哲学やヨーガ療法の症例なども記載された、とても読みやすい一冊です。 |
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