自分と向き合う方法としてヨガを。

私はヨガのインストラクターですが、何十種類(バリエーションに因っては何百)のヨガのポーズを全て完璧にこなせるわけでは有りません。例えば↑の写真の様な腰を反るポーズ全般は余り得意では有りません。↑の写真は「踊り子のポーズ」と言いますが、更に深めるとつま先を首の辺りまで持っていき、肘を天井の方向に曲げた状態で掴む事が出来ます。10年以上ヨガをやっていますが、そんなモデルの様なポーズに到達する気配すら有りません(笑)。

ヨガのポーズにはそういった、出来そうも無いような物が沢山ありますが、敢えてそれに取り組む事が自分と向き合う事になります。今私は、完成する気配のない、踊り子のポーズの完成形に近づく為に色々試しています。一時期は、立った状態から後ろに反って、その角度を深める練習をひたすらしていましたが、しゃがんだ姿勢から後ろに反る練習を2か月程前に始めて続けています。

何故しゃがんだ姿勢からの練習を始めたかと言うと…。私は過去に役者をやっており(今後も機会が有ればやるかもしれませんが)、アクションの練習でやはり苦戦していました。その時に、バク転はジャンプ力で成功させる方法と柔軟性で成功させる方法が有ると教わったのをふと思い出したのです。これまでの話だと、私には腰の柔軟性は不足しているのですが、柔軟性を武器にしたバク転のお手本を見た時、確か膝や足首をしっかり曲げてブリッヂの様な姿勢になり、比較的低い位置から床に手を付き、そのまま足を振り上げていたなぁと。

↑の写真(2枚目)では、まだ膝も足首も曲げが弱く手が高いままです。更に膝・足首を曲げようとすると、膝から勢いよく床に落ちそうで恐怖心が沸きます。恐怖もありますし、仕事柄、下手をして怪我をすることは避けたいです。

それで、体を横に曲げ、届くところ(今はふくらはぎ辺り)に手を付き、もう一方の手で体を支えつつ反るとふくらはぎを触ったままで腰を反らす事が容易だと分かりました。しかしまだ反った状態でキープ出来ず「おっとっと!!」と手で宙を搔いています。暫く続けようと思っています。

こんな風にある方法が難しい場合も、別の方法でゴールが見えて来る事も有ります。あの人気者のふなっしーはぴょんぴょん跳ねている内に高くジャンプ出来るようになっていたそうですし(笑)。

因みに↑(4枚目)の写真では背中で手を繋いでいますが、ヨガを始めたばかりの時は左手が下でないと手を繋げませんでした。自分と向き合い、色々な方法を試して右手が下でも手を繋げるようになりました。手を繋げるかどうかは余り拘るところでは無いのですが、「何故出来ないのだろう?」、「こうしてみたらどうかな?」と疑問を持ち、試す事でそれまで知らなかった自分を知ることが出来ました。

自分と向き合うことは、新しい自分を見つけることでも有るのです。

 

引用元自分と向き合う方法としてヨガを。



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