ストレートネックの痛みをやわらげる方法(所沢小手指のヨガ教室「こてさし ヨガの家」)

「ストレートネック」をご存知でしょうか?

 首の骨は前にカーブしているのが良い状態です。筋肉の緊張に因って首の骨が伸ばされ、このカーブが真っすぐになってしまうのがストレートネックです。首のカーブが無くなると衝撃を吸収しづらくなるので怪我をしやすく、筋肉も強く緊張して痛みが出ます。悪化するとヘルニア(骨と骨の間に有るクッションが薄くつぶれて衝撃を吸収しづらく、骨の間からはみ出したクッションが神経に触れて痛む等の症状が有る)になってしまう事もあるとか。  私も、元々首のカーブが少なく、何かの拍子にストレートネックになってしまいます。初めて症状が出た時は朝起きた途端、首に激痛が走り、肘を曲げたままで固定していないと歩くのも辛い状態でした。腕を固定しても、辛うじて痛みを我慢出来る程度でした。動きが制限されるからか、首の緊張が強いからか、背中も板の様に突っ張る感じで、世間で良く聞く(?)「バキバキ」の状態でした。その時は患部を温めた後、牽引するリハビリを何度か続け、1か月程で痛みが引きましたが、その後も右手の親指の第一関節が曲げられない症状が数か月続きました。ノック式のボールペンの芯が出せず、握りこぶしを作ると親指が伸びた状態でしっかり握れませんでした。

↓こんな感じで親指を曲げられませんでした。

指の症状も数か月で無くなったのですが、その後も1年に1度位、首が痛くて動かせなくなる時があり、有る年の暮れには帰省して大掃除の合間に年末ぎりぎりまで開いている接骨院に行ってマッサージを念入りにしてもらう事で落ち着きました。

そして今まさに、久しぶりにこの症状が出ています。1週間程前から上を見上げる様な動きをすると首の右側だけがつかえる感覚があったので寝違えたかヨガの時に無理をして痛めたかな…と思っていたら、昨日から嫌な痛みが出始め上を見る動作が殆ど出来なくなっていました。首の動きが制限されるので上を見ようとすると眼球だけが上に向きます(;’∀’)過去の症状と比べると軽いので病院に行くほどでは無いのですが、上を向けないのでうがいが出来ません。

頭を手で支えると曲げられる事が分かり何とか対処していますが。

 他にもどんな動きなら出来るのか試してみると、

肩を持ち上げていれば上を向けます。また、肩甲骨を寄せる運動が普段より心地よいです。もの凄く解れる感じがします。それだけ背中も緊張しているんですね。

昨日は辛かった横を向く動きも今日は少し楽になっていました。この様に、ストレートネックの症状が出ても出来る動きを少しづつ続ける事をお勧めします。私が初めてストレートネックになった時も、リハビリに合わせて首周りの運動もする様にと指導されました。コツは、以前も紹介した「アイソメトリック運動」を取り入れる事です。先に、うがいをする時に手で頭を支えると首が楽だとお話しましたが、頭の後ろに手を置いて、その手と頭とで押し合う様に力を入れては抜くという運動を何度か繰り返します。様々な方向に倒すバリエーションも加えて、バランス良く首の筋肉を使うようにしましょう。首の緊張が強いと、肩や背中、腕も引っ張られて緊張したり、手指の神経にも影響しますのでそういった所も動かしておいた方が良いですね。腕や指の運動をするなら、握りこぶしを作って力む→手のひらを思い切り開くと繰り返す運動も良いですよ。100%の力でなく、50%位を目安に気持ちよくストレッチを感じられる強さにして下さいね。

 

引用元ストレートネックの痛みをやわらげる方法(所沢小手指のヨガ教室「こてさし ヨガの家」)



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