新しい年の始まりです。何か挑戦したい事や目標は有りますか？

「こてさしヨガの家」インストラクターの奈良井です。

当店はヨガ教室ですが、ホームページやブログでマラソンに関する記事やハンドメイド作品の記事を投稿する事も良くあります。ヨガもマラソンもハンドメイドも私にとって大切で繋がりのあるものです。ヨガを知っていたからマラソンを始め、ヨガを続けていたからハンドメイド作品を公開して出品する事が出来ています。ヨガを始める前から手芸や工作は好きだったのですが、不器用なのに完璧主義で少しの失敗で全てを投げ出して止めてしまう…というのが私の行動パターンでした。今振り返ると「正しく出来ている」時と、「間違えている」時との感情の落差が激しかった様に思います。周りの人と自分を比べてしまっていたせいも有ります。「良く出来ました。」と褒められると有頂天になり、「ここを直しなさい」と言われると絶望的になり、両極端な性格でしたね。今でも行動が極端とは言われるのですがそれでもかなりマシになった方です。

さて、そんな暴れ馬の様な感情をコントロール出来たのは何故かというと、ヨガが体の動きを客観的に見る作業だからです。例えば、走り続けて息が苦しくなった時に、体にはどんな変化が有るかというと、例えば「心拍数や呼吸数が増えている」という事になりますが、この説明の中には一切「辛い、苦しい」という感情を表す言葉は有りませんよね。シンプルに体の変化だけを表しています。編み物をしていて、「1段目と10段目の幅が違う」場合は、「2段目以降で網む目の数を間違えた」のが原因で、「下手だから」では有りません。実際に起こっている事だけに着目するのがヨガなんです。時々は心地よさを感じたり、きつさを味わったりすることも促しますが。

これだけで「出来るかな、難しそうだな」と思っていた事の多くに挑戦する事が出来ますよ。向こう見ずになってしまう場合も有りますが因みに私はヨガをきっかけに始めはかなり自信が付き、横柄な性格になりましたその後、反省したのですが、度が過ぎて自己嫌悪に陥りましたその間を行ったり来たりして少しづつ心の波が穏やかになり、今に至ります。